
日本ハムは13日、雨のため練習試合・中日戦(名護)が中止となった。2軍の国頭キャンプでは、15日の紅白戦(名護)で初実戦に挑むドラフト3位・浅利太門投手(22)=明大=がブルペン入り。21球を投げ調整した。11日の練習試合・楽天戦(金武)では、明大でチームメートだった宗山が満点デビュー。焦ることなく背中を追うことを誓った。
全身の力を抜いて、浅利は右腕を振った。初実戦となる15日の紅白戦へ向けての最終調整。真っすぐにカーブ、カット、フォークと持ち球全てを織り交ぜ21球を投げ「力感なく、バランスを意識して投げました。大学のときより力を抜いて、その方が腕が振れる感覚がある」とうなずいた。
自然と力が入る実戦を見据えての脱力だ。「力むので試合でも力を抜くことを意識しつつ、自然と力が出るところもあると思う。意識的に気合を入れないように。焦る時期でもないんで、けがだけ気をつけて、打たれたら打たれたで仕方ないぐらいの気持ちで」と初実戦への心構えを明かした。
同期の躍動が刺激になっている。11日の楽天戦(金武)で明大でのチームメート・宗山が2安打デビュー。「根本(悠楓)のせいで1面になっちゃった」と初安打を許した同学年の左腕をいじりつつ、「活躍してくれると、自分も焦らずゆっくり追いつけたらなと思います」と笑顔で語った。
デビュー戦は新庄監督ら首脳陣へのアピールの場となるが「そこまで気負わずに自分のできることを、まずできたらと思います」。自然と高ぶる気持ちを抑えながら、現状で出せる最高のパフォーマンスを目指す。(山口 泰史)