
西武・村田怜音内野手が7日、宮崎・南郷で行われている春季キャンプで行われたフリー打撃で左翼フェンス後方の防球ネットに直撃する特大の130メートル弾を放ち、周囲の度肝を抜いた。
球場がどよめいた。右投手のカーブに設定されたマシンを使ったフリー打撃。村田の放った打球が大きな弧を描き左翼スタンド後方の防球ネット真ん中付近にぶち当たった。45スイング中4本をレフトスタンドにたたき込んだが、そのうち1本は打った瞬間それと分かる推定130メートル弾。自慢のパワーを見せつけ、「ネット直撃は初めて。今日が1番打てたので、そういう所に関しては毎日毎日良くなってます」と将来の主砲候補から笑みがこぼれた。
最下位からの逆襲を期すチームは攻撃力アップが必須なだけに西口文也監督も「しっかり振ってていいんじゃない。このままの感じでいってくれれば」と期待を込めた。
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