ロッテ・寺地隆成「いい練習ができている」、「球威、強さをすごく感じました」と種市の球に驚き〜2月5日の石垣島春季キャンプまとめ〜

ベースボールキング

2025.2.5(水) 21:58

ブルペンで種市篤暉、坂本光士郎のボールを受けたロッテ・寺地隆成[撮影=岩下雄太]

 ロッテの石垣島春季キャンプは5日、第1クール最終日。昨季イースタン・リーグ打率2位の.290をマークした2年目の寺地隆成は「いい練習ができているんじゃないかなと思います」と第1クールを総括。

 たくさんのマリーンズファンに見守られる中での練習に「いい緊張感でチームプレーだったりが、できているんじゃないかなと思います」と振り返った。

 石垣島春季キャンプ前の取材で、春季キャンプでは打撃でアピールしていきたいと話していたが、「まだ試行錯誤の段階なんですけど、順調に進めていけてると思うので、自分の長所でもあるバッティングっていうところを伸ばしていきたいと思います」と話した。

 自主トレでは打撃面でいえば、「自分の苦手分野を克服していきたいと思っているので、バッティングだったらインコースのさばき、内からというイメージを多くしてみたり」と話していたが、インコースのさばきについて「なかなかうまくいかない場面もあるんですけど、打てるようにはなってきていると思うんで、そこをしっかり着実に掴んでいきたいと思います」と自己分析。

 守備面では、第1クール最終日となったこの日、ブルペン入りした種市篤暉の球を受けた。寺地は種市のストレートに「スピードもそうなんですけど、球威、強さをすごく感じましたね」と振り返り、スプリットについては「他のピッチャーとはまた違う、見たことのないスプリットの落ち方、球速っていうところがありました」と一軍投手のレベルの高さに驚いた。

 その種市は「ストレートの感じを掴みたかったので、ほぼほぼ8割9割ぐらいストレートを投げていました」と振り返った。

 寺地は種市を受けた後、坂本光士郎のブルペンでの投球を受けた。寺地は「去年も受けさせていただく機会があったんですけど、やっぱり変わらずストレートの強さ、スプリットの速さ、落ち、そういうところはすごくあったのかなと思います」と分析。

 坂本はこの日のブルペンでの投球に「強い球を投げることと、変化球も交えながらちょっとやりたいなっていう風に思っていて、それがしっかりブルペンの中でできたかなっていう風に思います。自分の中でデータを見ながらやることで、自分が思っているのとフィットさせていきたいなっていうのを思っていた。今日データしっかり見ながらできたのでよかったと思います」と充実した表情を浮かべた。

 6日は石垣島春季キャンプ初めてのオフ。第2クールは7日から始まる。その第2クールに向けて、寺地は「日に日に成長しているってところをしっかり見ていただいて、まずはバッティングだと思うんで。守備もそうですけど、まずバッティングでどんどん成長していっている姿を見ていただければなと思います」と意気込んだ。

取材・文=岩下雄太

関連LIVE配信

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

ロッテ・寺地隆成「いい練習ができている」、「球威、強さをすごく感じました」と種市の球に驚き〜2月5日の石垣島春季キャンプまとめ〜