ロッテの春季キャンプが１日、沖縄・石垣島で始まった。小島和哉投手が初日からブルペン入りし、カットボール、スライダー、フォークなどの変化球も織り交ぜ、計３３球を投げ込んだ。４年連続規定投球回に到達しているエース左腕は、３年連続の開幕投手に向け、「しっかりと狙っていきたいと思います」と意欲を示した。

　昨季は自己最多タイとなる２５試合に登板し、キャリアハイの１２勝（１０敗）、４年連続の規定投球回に到達する１６３回１／３を投げた。キャンプ初日を終え、「自分としては、野球選手じゃなかったとしても、どの仕事でもやっぱり去年よりも今年をより良くしようと思っている。なので、単純に去年の自分が残した数字よりも、いいものを残そうと思っています。自分自身としっかりと向き合って、突き詰めていければ」と力を込めた。

　３年連続の開幕投手となれば、球団では１５～１８年まで４年連続で務めた涌井（現・中日）以来となる。「（開幕戦では）２年勝ってないので、まずは勝ちたいのが１番強いですし、はい。勝てるようになんとか頑張りたいと思います。（選ばれるか）分からないですけど」と、エースの自覚をのぞかせた。

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