
ソフトバンク・城島健司CBO(48)が31日、「記者に愛される選手になれ」と指令を出した。宮崎キャンプイン前日の宿舎での全体ミーティング。小久保裕紀監督(53)に続いて登壇し、フロントトップの方針を示した。
球界の正月を前に「ファンサービスでも目指せ世界一」と呼びかけた。ファンを大事にすることは現役時代に王会長から教えこまれ、メジャーでも学んだ。サインや写真撮影だけでない。「新聞記者に愛されないと形にならない。この選手の記事書きたいなとか、魅力的だな、ファンに伝えたいという思いが、人間同士だからある。それもファンサービス。人に愛されないとファンはつかない」と訴えた。
王会長は例年とは異なり、選手の前に立つことなく、「小久保、城島が張り切ってるからいいでしょ」と静かに見守った。強いだけでなく、愛されるチーム作りへ。型破りな新フロントマンが本格始動した。(島尾 浩一郎)
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