
オリックス・佐野皓大外野手(29)が1日、今季限りでの現役引退を正式に表明した。今後はスタッフとして球団に残る予定だ。投手として入団し、育成契約での野手転向も経験した苦労人。NPBで過ごした11年間を振り返り「3連覇や日本一を経験させてもらい、感謝しています。いろんなことに挑戦できた経験は、これから(の人生)に生かせるかな…」と変わらぬ貢献を誓った。
10年に24歳で死去した小瀬浩之さんの背番号「41」を受け継いだ20年は、自己最多の20盗塁。「僕としても、つけたくてつけた(番号)。大した活躍はできなかったけど、つけられてよかった」と必死にプレーした。「出会ったチームメートやスタッフと離れたくない気持ちが一番にあった」と恩返しを胸に、新たなスタートを切る。
関連ニュース
・【オリックス】佐野皓大が現役引退 ドジャース・山本由伸らの兄貴分「僕なりに一生懸命できた」
・【オリックス】佐野皓大が現役引退を表明…背番号41は「つけたくてつけた。つけてよかった」今後は球団スタッフに転身
・【オリックス】佐野皓大に戦力外通告…野手転向で通算97安打、50盗塁「野手になって3連覇はすごくいい経験」今後は未定
・【オリックス】佐野皓大ら5選手に戦力外通告 村西良太は現役引退 本田仁海と元謙太は育成契約打診へ
・【オリックス】佐野皓大リハビリ組“卒業”へ「普通の野球選手に戻れます」昨年6月に右足首手術