
楽天の小郷裕哉外野手(29)が27日、楽天モバイルパーク宮城で契約交渉に臨み、600万円減の6000万円でサインした(金額はいずれも推定)。今季は90試合に出場して打率1割7分3厘、12打点、2本塁打。9月15日のロッテ戦では球団通算2000本塁打となるサヨナラ弾を放ったが、全試合フルイニング出場した昨季の成績を下回った。「非常にふがいないシーズンで終わってしまった。(球団には)来年やり返します、という強い気持ちは伝えました」と雪辱に燃えている。
印象に残っている試合を問われると、「スタメンに自分の名前がなかったときの試合が1番記憶に残っています。今年も全試合スタメンで出るということを第一の目標に掲げていたので、非常に悔しい思いをした」。昨季から続いていた連続スタメン出場が途切れた4月6日のロッテ戦を挙げた。色紙には来季の目標として「キャリアハイ」と記した。「数字すべてにおいて、今までのシーズン(の数字)を超える思いが強い」と説明し、「チームとしても僕が入団(19年)してから3位以上になっていないので、そこのキャリアハイも取れるように活躍してチームに貢献していきたい」と力強く話した。
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