
楽天の太田光捕手(29)が25日、楽天モバイルパーク宮城で契約交渉に臨み、100万円増の5800万円でサインした(金額は推定)。今季はキャリアハイの111試合に出場。盗塁阻止率はリーグ1位の3割8分3厘で、昨季(2割8分9厘)から1割近く上げ、守備の面で大きく貢献した。「そこに関しては、入ったときから僕の強みの部分ではある。来季以降もさらに上を目指していきたい」と意欲をみせた。
一方で打率1割7分6厘、12打点、1本塁打と打撃では数字を残せず。自らも課題に挙げた。「パ・リーグはどんどんストレートで押していくピッチャーが多い。それをはじき返せるようなスイングはやっぱり大事」と振り返り、打撃フォームから根本的に見直している段階だという。長所を磨き、課題を克服して、来季もスタメンマスクを数多くかぶる。
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