
今オフのメジャー挑戦が決まっている西武・今井達也投手(27)が23日、埼玉・所沢市のベルーナドームで行われたファン感謝祭に参加。入団から9年間応援してくれた西武ファンに向け、「ライオンズにはこんなすごいピッチャーがいたんだとファンの方が自慢できるような選手を目指したい」と決意表明した。
全イベント終了後、同様に海を渡る予定の高橋とともにファンにあいさつを行うと、思わず下を向き男泣き。無数に掲げられた名前入りのタオル、降り注ぐ温かい声援…。「自分が思っている以上に(これまでも)応援してくれる方が多いんだなってすごく感激したというか。予想の斜め上を行かれたというか、そういう感じでした」。
作新学院から2016年ドラフト1位で入団した右腕。9年目の今季は、6月17日・DeNA戦(横浜)で松坂大輔の持つ球団記録を更新する1試合17奪三振をマーク。9月2日・楽天戦(楽天モバイル)では2試合連続の完封勝利&2ケタKを達成するなど、24試合に登板して10勝5敗、防御率1・92の成績を残した。
「ライオンズでリーグ優勝、日本一を目指してプレーしていたというのは、チームが変わっても同じ気持ちでプレーしたい。ライオンズを代表してアメリカに渡らせていただくので恥じないようにというか、ライオンズにはこんなすごいピッチャーがいたんだとファンの方が自慢できるような選手を目指したい。日本を離れても、そういうふうに応援してくださる方が日本にたくさんいるっていうことを忘れちゃいけない」。強い決意を胸に次なる舞台へ歩み出す。
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