
日本ハムの柴田獅子投手が20日、エスコン内で110万円増の990万円(金額は推定)で契約を更改した。
初の交渉の席では、二刀流継続の意思を確認され「どちらもいい成績を残すつもりなので、そこの思いを伝えました」と明かした。
今季は投手として1軍で4試合に登板。勝ち星はなかったが1ホールドを挙げ、防御率2・92と好印象を残し「真っすぐ、変化球、ある程度通用する自信はあったので、そこで押していけたのはよかった」と振り返った。
打者としては1軍出場はなく、2軍でも51試合の出場で打率1割8分6厘、2本塁打、21打点。「投打のレベルでピッチャーの方が優れてはいた。バッターも同じレベルまで上げたい」と語り、オフは「打」中心で取り組む考えだ。
来季の目標には「投手ではまず1勝、バッターではキャリアハイ。2軍でも1軍でも、どちらもキャリアハイできるように頑張ります」。初勝利、初安打、初本塁打と“プロ初”量産を目指す。
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