西武がドラフト２位で指名した中大・岩城颯空（はくあ）投手（２２）が１８日、神奈川・横浜市で入団交渉に臨み、契約金７０００万円、年俸１２５０万円（金額は推定）で内諾した。

　社会人としての第一歩。仮契約時に学生時代は目にすることのなかった金額を目にし「今まで見たことのないゼロの多さ。ちょっと心の中でふわっとしたというのか、本当にこういうのがあるんだなというのが素直に思って。驚きが強いというか、まだ信じられない」と率直な思いを明かした。

　１８１センチ、９５キロの屈強な体から投げ下ろす最速１５２キロ以上に重い直球と、どっしり構える強固なメンタルが武器の左腕。「打たれないのが一番最強というか鉄壁だなと思うので、絶対打たれたくないという場面で送り出されるピッチャー」が理想像で、大学時代はリリーフが主だったが「最終的にはチームのエースになりたい。そこが自分の一番の目標」だ。

　現在は同校のグラウンドで練習中。「自分の目標としてはやっぱり早く１軍で投げたいという思いが一番。東都リーグもレベルが高いと思ってるんですけど、もっと上のレベルに入っていくってことで、早く自分のピッチングがどうバッターに見られるのか反応が楽しみ」と思いをはせた。

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