
国内フリーエージェント(FA)権利を行使したソフトバンク・東浜巨投手が18日、獲得に興味を示す複数の球団から代理人に接触があったことを明かした。福岡県飯塚市内での球団納会ゴルフに出席。「(代理人からは)いくつか(打診は)あるという風には聞いているんですけど、細かい話ははまだです。本当にどうなるか分からないので、しっかり落ち着いてという感じです」と現状を説明した。
東浜は沖縄尚学から亜大に進み、12年ドラフト1位でソフトバンクに入団した。17年に16勝で最多勝のタイトルを獲得。プロ13年で通算76勝46敗、防御率3・30。3年契約の最終年の今季は先発ローテに定着できず、7試合で4勝2敗、防御率2・51。日本シリーズには中継ぎ要員でブルペン待機したが、出場機会はなかった。ウエスタン・リーグでは13試合で7勝3敗、防御率1・85。「第一線でいっぱい投げていきたい」と、先発としての出場機会を求めて、FA宣言した。
推定年俸は1億5000万円で、金銭または人的補償の必要なBランクと見られる。球団側は来季の条件提示を済ませており、宣言残留も認める方針。
関連ニュース
・【選手名鑑】東浜のプロフィル、成績…年俸は?
・パドレス、23年“韓国最強左腕”と1年再契約 一度はFAもダルビッシュ来季全休…先発投手確保は最重要課題
・楽天に移籍決めた 海外FA行使DeNA・伊藤光 36歳単年契約の見込み
・【楽天】DeNAから海外FAの伊藤光を獲得と発表 経験豊富な捕手加入で正捕手争い激化
・【オリックス】渡部遼人と杉沢龍がそろって中堅のレギュラー獲得を宣言「絶対に取りたい」ともに外野守備、走塁は一級品