
西武からドラフト1位指名を受けた明大・小島大河捕手(22)が31日、東京・府中市の同校硬式野球部合宿所で指名あいさつを受けた。東京六大学では今秋リーグ戦で全10試合に出場し、16安打1本塁打9打点、31日時点でリーグ3位の打率4割3分2厘で同校5季ぶりの優勝に貢献。プロでも、ともに侍ジャパン入りも果たした強打の捕手2人の背中を追う。
夢は大きい。左打ちで右足を大きく上げるフォームが特徴。背番号は未定だが、「小学生時代につけた『10番』とかは結構、印象に残ってる」と思い描く。西武では19年に打率3割2分9厘で首位打者に輝いた森友哉(現オリックス)が背負っており「バッティングも良くてキャッチャーもできるすごい方なので、自分もそのような選手になれるように頑張っていきたい」と羨望のまなざしを向けた。
一方で、「大城さんは一つの目標。同じ左打ちでホームランもヒットも打てて、キャッチャーとしても素晴らしい選手」と東海大相模の先輩で23年WBCの世界一メンバー・大城卓(巨人)にも憧れを抱く。西口監督は来春の1軍キャンプ帯同を明言。「ライオンズを勝たせられる選手に」と真っすぐ前を見据えた瞳は輝いていた。(大中 彩未)
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