
◆SMBC日本シリーズ2025第4戦 阪神2―3ソフトバンク(29日・甲子園)
ソフトバンクが敵地・甲子園で阪神に競り勝ち、第2戦から3連勝。3勝1敗とし、5年ぶりの日本一に王手をかけた。
日本シリーズ初先発のソフトバンク・大津亮介投手は5回3安打無失点と好投。初回は3者凡退の立ち上がり。味方が1点を先制した2回は安打と四球で2死一、二塁とするも、小幡を投ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。その後は毎回走者を出しながらも要所を締め、得点を許さなかった。
打線は両軍無得点の2回、山川穂高内野手が日本シリーズのタイ記録となる3試合連続本塁打を放ち先制。1点リードのまま迎えた5回1死満塁では柳町達外野手が1球できっちり中犠飛を放ち貴重な2点目を挙げると、6回2死二塁では、大津の代打として登場した近藤健介が右前安打を放ち3点目を奪った。3-0で迎えた8回には、4番手で登板した松本裕樹が佐藤輝明の適時打などで2点を失うも、最終回に登板した守護神・杉山一樹が無失点に抑え、1点差を守り抜いた。
2勝1敗から王手をかけたチームは過去に25度。そのうち24度が日本一に輝いており、V確率は96%と圧倒的な数字だ。また、ソフトバンクが2勝1敗から王手をかけたのは過去5回で、うち4度が日本一。2020年以来遠ざかっている頂点がいよいよ見えてきた。
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