【パCS】日本ハム・北山亘基が7回3失点でCS初勝利…奇跡の4連勝へ「もう一回準備していかないと」

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先発して7回3失点でCS初勝利を挙げた日本ハムの北山(カメラ・岩川 晋也)

◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第4戦 ソフトバンク3―9日本ハム(18日・みずほペイペイドーム)

 日本ハムは18日、ソフトバンクとの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の最終ステージ(S)第4戦(みずほペイペイ)に逆転勝ち。アドバンテージを含め2勝3敗とした。先発の北山亘基投手(26)は、初回に先制点を許すなど苦しみながらも、打線の援護もあり、7回8安打3失点の粘投でCS初勝利。連敗スタートで崖っぷちに追い込まれたチームが狙う奇跡の4連勝へ、バトンをつないだ。

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 力を振り絞った。7回2死一、三塁のピンチ。100球を超えた先発・北山が、跳ねるように全身で真っすぐを投げ込んだ。今シリーズ絶好調の柳町に対し、151キロ3連発で3球三振。雄たけびを上げた北山は「逆転してもらって追加点たくさん取ってもらって、安心してイニングを重ねることができた。野手に感謝の一言です」。7回8安打3失点、6奪三振。粘りの投球でCS初勝利を挙げ、奇跡へのバトンをつないだ。

 立ち上がりから苦しい投球だった。初回2死一塁から、中村晃に右翼線適時三塁打を浴び先制を許した。「前回(4回4失点のCS第1S第2戦)のオリックス戦もそうなんですけど、力みが出て痛打を浴びる機会が多くなっていた。試合の中で気づきがあって、修正してテンポもつかめた」。4回から走者なしでもセットで投げるなど、修正力を発揮。故障明けの古林が先発する第5戦へ、勝ちパターンの救援陣を温存するなど、先発の仕事を果たした。

 重圧を乗り越えた。「どうしてこんな仕事してるんだろう」。登板前、緊張に襲われ自問自答することもある。それでも「ここでしか得られない達成感だったり、喜びというのは何事にも変えられない。しんどいですけど、やりがいのある期間」とポストシーズンに臨んでいる。「こういう試合でこそ気づくもの、成長できるものもある。その中でチームが勝ったんで何よりかなと思います」。負けたら終わりの緊張感の中で、経験と白星をつかんだ。

 一気に土俵際まで追い込まれてから2連勝。ミラクル突破も現実味が出てきた。北山は「今日勝って決まったわけじゃないんで。うれしい反面、そこまでよかったという気持ちは足りない。まだこれから続いていくと思うんで、次に向けてまたもう一回準備していかないと」。あと2つ。逆転での日本シリーズ進出を信じて、気持ちは次回登板へと向かっている。

(山口 泰史)

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