
◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第3戦 ソフトバンク0―6日本ハム(17日・みずほペイペイドーム)
崖っぷちの日本ハムがソフトバンクに完勝し、対戦成績を1勝3敗(ソフトバンクにアドバンテージ1勝)とした。今季14勝を挙げパ・リーグ最多勝と最多奪三振の2冠に輝いたエース・伊藤大海投手(28)が8回116球で無失点11奪三振の熱投。ヒーローインタビューでは「絶対勝つぞ~!」と声を張り上げた。
前日に4年目右腕・福島蓮がダルビッシュ有、大谷翔平に続く球団3人目の2桁奪三振を記録したが、勝利はできなかった。伊藤は「初戦、(達)孝太、昨日、蓮がものすごくいいピッチングをしていたので、彼らより長いイニング、彼らより多い三振を奪ってやろうと思っていました。追い込まれてはいましたけど、僕が流れを絶対変えるんだって言う気持ちで、中は熱く投げていました」とソフトバンク・上沢との投げ合いで火花を散らした。
打線も初回、前日に好機で凡退した4番・郡司の犠飛で先制。2―0の7回に一挙4得点で突き放した。「昨夜トレーナールームに行った時、(清宮)幸太郎が『キャリーオーバーしてるんで、明日は点取ります』と言ってたんで信じてました」と力強い援護に感謝した。「北海道で見てくれているファンもいるので、約束を果たせるように、頑張ります」と大逆転での日本シリーズ進出を誓った。
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