
◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第2戦 日本ハム5―4オリックス(12日・エスコンF)
日本ハムが逆転で2連勝を飾り、2年連続のCS最終ステージ進出を決めた。1点を追う8回2死一、二塁にレイエスが右越え2点打を放ち逆転。9回は前日に続き、斎藤友貴哉が締めた。
新庄剛志監督は試合後、開口一番「フラついてます」と大激戦に疲れ気味。「こういう試合を、今日来てくれたファンのみんなと、全国のファイターズファンに見せられたっていうことが一番うれしい」と語った。
逆転の場面はレイエスの当たりで、俊足の矢沢が一塁から一気に生還。好返球もあり新庄監督もベンチを飛び出し「セーフ」をアピールするほどの絶妙なタイミングだった。「(一塁走者が)矢沢くんじゃなかったらゾッとしますよね。クッション処理もものすごくいい形で、いいカットプレーで。矢沢くんか五十幡くんじゃなかったら同点止まりですからね」と走塁をたたえた。
続けて「友貴哉くんがすごかったね」と9回を8球で締めた斎藤を絶賛。昨年のファン感謝デーで田中正義と斎藤を抑えに指名し起用してきた。「間違いではなかった。ここにきて、しっかりそのポジションを奪い取ったところは、もう、斎藤くんの毎日の努力でつかみ取った。あと1つアドバイスをして良くなった」といい、アドバイスについては「言えないですけど」と笑った。
「営業的には明日やって勝った方がいい」「明日(試合を)したいぐらい。このノリで」と笑わせつつも「こういう勝ち方ができるチームになってるんで。あとはファイナルで、去年の悔しさを胸にどうやって戦って、またこっちに戻ってくるか。選手たちがね、1番強い気持ち持ってるんで、もう信頼して臨みたいと思います」とソフトバンクへの雪辱を期した。
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