
11月15、16日に東京ドームで行われる侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」のメンバーに選出された楽天・西口は、復活の1年を日の丸を背負って締めくくる。今年9年目の右腕は、2022年に61試合に登板して4勝30ホールドと中継ぎ陣の一角として活躍。しかしその後右肘を痛めて23年9月にトミー・ジョン手術を受け、24年は育成契約となってリハビリに取り組んだ。今年のキャンプはスタートから1軍に入り、2月18日に支配下選手へ移行して再スタートを切った。
最速156キロの直球にスライダーなどを交え、球団新記録となる開幕から26試合連続無失点を達成した。シーズン中盤以降は勝ちパターンを担うなど、52試合に登板し、3勝1敗1セーブ31ホールド。50回2/3を投げて70奪三振、奪三振率12・43と抜群の成績に「出来すぎかなと思いますし、今年みたいな成績を残せるように来年も頑張りたい」と振り返った。手術明けということもあり、最長でも2連投と無理のない起用法でシーズン通して実力を発揮。「監督やコーチ、トレーナーがうまく管理をしていただいたおかげで1年間やれることができた」と感謝した。復活した姿を披露した2025年の最後は、初めて袖を通すジャパンのユニホームで力投する。
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