
◆パ・リーグ ロッテ2―5ソフトバンク(5日・ZOZOマリン)
ソフトバンクが今季最終戦でリーグ連覇に彩りを加えた。タイトルラッシュで貯金35。有原が6回4安打1失点(自責0)で14勝目を挙げ、最多勝に輝いた。開幕から3連敗と苦しんだが「勝ち負けがつくイニングをしっかり投げられた」と2年連続3度目の栄誉。6月初旬から8連勝と調子を上げ、優勝を決めた9月27日の西武戦(ベルーナ)から連勝で貫禄を示した。
昨年も日本ハム・伊藤と並ぶ14勝。2年連続で同じ2人による最多勝はプロ野球史上初だ。チームは試合前に6人のタイトルが決定的だったが、最後は守護神にも勲章。4点差の8回2死一、三塁で救援した杉山が31セーブ目を挙げ、初タイトルをつかんだ。オスナの不振で、6月中旬からクローザーに転向。セーブ機会の失敗はゼロで戴冠した。
「投げられたらラッキーだと思っていた」と、リーグ最多65登板に“ご褒美”。4点差で9回を迎えれば、権利はなかった。8回途中の出番は予定外だが、小久保監督は「(展開が)ああなって、彼も取りたいという気持ちは強かったので」とアシストした。8人のタイトルホルダーは史上最多だ。改めて層の厚さを証明し、指揮官は「いいレギュラーシーズンだったということ。でも、着地点はここではない」とポストシーズンを見据えた。(安藤 理)