【ソフトバンク】最終戦で有原航平が2年連続最多勝、杉山一樹が初のセーブ王 球団史上最多8人タイトル決定的

スポーツ報知

2025.10.5(日) 17:14

6回1失点に抑えた有原(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ ロッテ2―5ソフトバンク(5日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクは今季最終戦に勝利し、有原航平投手が6回4安打1失点(自責0)で14勝目を挙げた。日本ハム・伊藤に並び、最多勝が確定。両投手は昨年も14勝で最多勝に輝いており、2年連続で同じ2人が最多勝を獲得するのは、プロ野球史上初となった。

 柳田が自身11年ぶりの初回先頭打者本塁打となる先制の4号ソロ。4回に失策が絡んで同点とされたが、7回2死満塁で山川が勝ち越しの23号グランドスラムを放ち、有原に勝利投手の権利をプレゼントした。また、4点リードの8回2死一、三塁から杉山が救援。西武・平良に並ぶ31セーブとして、自身初のタイトルを決めた。

 試合前の時点で牧原大の首位打者、柳町の最高出塁率、周東の最多盗塁が決定的。投手もモイネロの最優秀防御率、大関の勝率第1位、松本裕の最優秀中継ぎが決まっていた。パ・リーグは楽天対オリックスの最終戦が続いているが、ソフトバンクは球団史上最多8人がタイトルに輝くことが決定的になった。

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