
◆パ・リーグ 楽天3―2西武(4日・楽天モバイル)
西武・平良海馬投手(25)が先発に再転向する見通しであることが4日、分かった。22年にセットアッパーとして最優秀中継ぎを獲得した翌23年にも転向。今回が2度目となる。
プロ8年目の今季も先発を希望していたがかなわず「配置の件でサインができない」とオフの契約更改を一度保留。秋季キャンプ中から根気強く説得を続けた西口監督の意向をくみ、クローザーに定着した経緯がある。今季は54試合に登板して4勝2敗31セーブ8ホールド、防御率1・71をマーク。今季最終戦となったこの日の楽天戦(楽天モバイル)は登板がなかったが、ソフトバンク・杉山との争いの末に自身初のセーブ王に輝いた。前日の同戦後には「目指してたわけではないけど、最終的に取れてうれしい」と話していた。
かねて「先発の方がリリーフよりもチームに貢献できるし、自分の目標とも重なる部分がある」と先発への思いを語っていた平良をチームも後押しする見込み。絶対的守護神が、来季は先発として2年目の躍進を狙う西口政権を支える。
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