
4日の西武戦(楽天モバイル)でプロ初先発する楽天・坂井陽翔投手が、初勝利への意欲をみなぎらせた。昨年10月6日のオリックス戦(楽天モバイル)でプロ初登板し、1回無失点。先発、中継ぎどちらもできるタイプだが、2軍でもここ最近は先発が多かった。「個人的にも先発でやっていきたい気持ちがある。このチャンスをつかんで、何かを得られたらなと思う」と力強く語った。
先発は1軍練習に合流した2日のキャッチボール中に伝えられたと明かし、「最初はだいぶ緊張したけど、気持ちを整理する時間もあってだいぶ落ち着いてきました」と話した。
今季、最速を2キロ更新して153キロまで上がり「感触的にも(スピードが)出ているな、と感じはある。自信を持っていきたい」と、持ち味の直球で押していくつもりだ。2023年ドラフト同期では古謝、中島が1軍に定着し、同じ高卒の大内は3日の西武戦(楽天モバイル)に先発する。「刺激を受けています」と言い切った同期の活躍に負けじと、本拠地のマウンドで白星を引き寄せる力投をみせる。
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