
ソフトバンクは26日、福岡市内のホテルで「プレイボールミーティング」(旧称「監督・コーチ会議」)を行い、宮崎キャンプの振り分けを確認。巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手の穴を埋める存在として、育成3年目の盛島稜大(もりしま・りょうた)捕手をA組(1軍相当)に抜てきしたと小久保裕紀監督が明かした。
盛島は城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)兼会長付特別アドバイザーの秘蔵っ子だ。22年の育成ドラフト14位、12球団ラストとなった126番目の指名で入団した沖縄・興南高出身捕手。187センチ、92キロの恵体の持ち主で、CBOは「メジャーでキャッチャーができる」「捕手のアレ(概念)を変える存在」と自身以来2人目の日本人メジャー捕手になれる逸材だと太鼓判を押す。今月の自主トレもCBOの方針もあり、エース・有原の元で行っており、期待の大きさがうかがえる。
A組捕手は盛島のほか、海野、谷川原、渡辺の計4捕手が指名された。城島CBOは「甲斐という日本を代表する捕手が抜けた。ただ、彼がいればチャンスがなかった選手がチャンスをもらえるということ。そういうところが我々の組織力となる。チャンスを与えられる選手たちがホークスのホームプレートを守り、勝利に導いてくれる準備をしてほしい」と盛島らの成長を願っていた。
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