西武・今井達也投手（２６）が１８日、“球界ＮＯ１スライダー”を武器に今季の２００奪三振と２年連続最多奪三振を誓った。

　メッツ・千賀らを指導したトレーナーの鴻江寿治氏が主宰する「鴻江スポーツアカデミー」の福岡県内でのキャンプに３年連続で参加し、この日打ち上げた。今井の代名詞の一つであるスライダーは「１つで３球種分くらい変化」するという不規則な回転が特徴で、テレビ番組では「現役選手が選ぶ変化球」の１位にも選ばれた宝刀。規則的でないゆえの悩みもあったが、鴻江氏の助言を受け「ミスがミスじゃなくなった」と自信をつけた。

　９年目の今季は３月２８日の日本ハム戦（ベルーナＤ）で２年連続の開幕投手に内定。昨季は自身初タイトルとなる最多奪三振に輝くも、目標としていた２００奪三振には１３個届かなかった。「三振が欲しい時に確実に取れるというのも大事なので、狙って取れるように」。レオのドクターＫが、さらなる高みを目指す。（大中　彩未）

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