
日本ハムのドラフト1位で二刀流の柴田獅子(れお)投手(18)=福岡大大濠=が17日、千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレに参加。初めて投手を相手にした打撃練習を室内で行い、視察に訪れた稲葉篤紀2軍監督(52)が「(大谷)翔平っぽい」と大絶賛した。
初めて生で打撃を観察した指揮官は「スイングの軌道や柔らかさもあり、逆方向にも飛ばしそう」と分析。打撃フォームにも多くの共通点があるとして「体も大きくなって、体の使い方を覚えてくればもっともっと飛ばせる」と期待した。キャンプではフリー打撃も予定しているが、体作りからじっくり育てていく方針だ。
柴田自身も大谷の打撃から学びを得ている。「角度と(バットの)入れ方具合を調整しながら」とメジャーで2年連続キングのホームラン集を見て参考にしている。最速149キロ、高校通算19発の二刀流が、世界NO1プレーヤーの足跡を追う。(川上 晴輝)
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