
◆パ・リーグ 楽天4―1オリックス(8日・秋田)
指揮官として初めて訪れた故郷・秋田で、がい旋試合を飾れなかった。2つの適時失策と押し出し四球で試合の主導権を握れず、逆転負け。オリックス・中嶋監督は「本当、勝ちをね、見てほしかったんですけど、それができなかったことが残念」と唇をかんだ。
1点リードの2回1死一、二塁だった。石原の右前で弾んだ打球を昇格即スタメンの右翼手・中川がファンブル。二塁走者に生還され、同点に追いつかれた。4回1死一、二塁では6―4―3の併殺かと思われたが、二塁手・ゴンザレスの一塁へのワンバウンド送球がイレギュラーして3点目を献上。指揮官は「だいぶ難しいグラウンドだった」とかばったが、これで12球団ワースト23失策だ。昨季はリーグ2位の60失策だっただけに、ほころびが出ている。
エース宮城も9安打3失点(自責1)で今季最短4回KO。1―1の3回2死満塁で押し出し四球による決勝点を与え、リーグ最悪タイの4敗目を喫した。気温9度と厳しい環境下にも「実力不足です」。通算78登板目にして“初の地方球場”(球団が試合を主催するほっと神戸除く)で結果は残せなかった。
チームは通算20勝5敗1分けだった好相性の秋田で星を落とし、5位・楽天に0差。11日の首位・ソフトバンク戦(宮崎)で立て直しを図る。(小松 真也)