
◆パ・リーグ ロッテ2―3日本ハム(31日・ZOZOマリン)
声をからして報道陣の元に現れた。日本ハム・新庄監督は土壇場で試合をひっくり返したナインを褒めちぎった。逆転勝ちで20年以来4年ぶり、就任後初の開幕カード勝ち越し。「叫びすぎてノドいった。ゴホゴホ…。諦めない野球、素晴らしかった。もう、選手に尽きますよ」と拍手した。
暴れたのは“チルドレン”だ。1点を追う9回1死一塁。開幕から3戦連続スタメン抜てきの田宮が益田から同点三塁打を放つと、続く水野が決勝打。下位打線を担う23歳コンビの執念に「ウォー」と大絶叫し、3年目で初めてノドを潰した。
キャンプ中に2軍から呼び寄せ、積極起用してきた水野は開幕戦で2安打、この日はプロ初の猛打賞。「言ってたっしょ、キャンプから。水野君は今年はやりますよって」。22年2月19日の練習試合で痛烈な中前打を放っていた相性を信じて今季初出場させた細川も朗希から2打数2安打で「(采配)ピタリ」とご満悦だ。過去2年になかった終盤の粘りを見せ、敵地で2勝1敗発進。成長を喜びつつ、指揮官は「変えたんですよ、2年間で」とドヤ顔で球場を後にした。(堀内 啓太)