
ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍投手=大阪桐蔭=が11日、B組(2軍)恒例の1分間スピーチに挑戦。「70点」と自己採点したが、内容は意外な人物とのコラボだったと明かした。
朝のグラウンドに、18歳にしては落ち着いた関西弁が響き渡った。
「社会人として、野球人として、あのー、えー、社会人として、しっかり言動や行動に気をつけつつ、先輩方の行動を見て、しっかり学んでいきたいと思ってます」
スピーチに登場した「先輩方」とは、主に巨人から移籍した育成の鍬原拓也投手を指すのだという。
「野球だけじゃなくて人間的にも尊敬しているというか。ジャイアンツから来た鍬原さんがお手本です。言葉遣いだったり、社会人としての対応が違うと感じているんで、勉強していこうかなと思います」
中大を経て17年ドラフト1位で巨人入り。前所属球団では実働5年で5勝5敗と、期待されたようには活躍できなかった。酸いも甘いもかみ分けてきた鍬原の言葉には重みがある。スピーチの内容も校閲してもらった。
「(前日の)夜に『言葉遣いこれでいいですか?』と聞いて、少し訂正してもらったんです。『目上の人にはこういう言葉遣いを』と言ってくれる。自分も覚えていけたら」
スピーチ終了後、奈良出身の兄貴分から「飛んでるやんけ」とダメ出しされて照れ笑いした。同じドラフト1位、同じ関西人(前田は滋賀出身)。黄金ルーキー左腕は10学年上の先輩から、社会人としてのノウハウを学ぶ。