
ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が31日、真のワールドシリーズで「大谷ドジャース」をやっつけると、壮大な未来像を描いた。キャンプ地の宮崎に到着し、ナインへ以下のように訓示したと述べた。
「今年のスローガンは『VIVA』だが、孫オーナーが前身のダイエーを買収して『目指せ世界一』と語ったのが(永遠の)スローガン。世界一決定戦はまだないが、5年後か10年後か、ひょっとしたら大谷翔平率いるドジャースと日本のチャンピオンチームが戦う場が来るかもしれない。そこに出場するに値するチームになっておくことが大事だ」
孫オーナーはダイエー買収が決まった04年から常々「単独チーム世界一決定戦」構想を披露している。小久保監督は昨秋、親会社のイベントでの昼食会で総帥に「AIで人の働き方は変わるが、野球は永遠。この先もっと価値が上がる。人は感動なしで生きていけない。心が震えるものは残っていく」とゲキを飛ばされたという。そのために「王イズムの継承と、最先端技術を取り入れた指導、環境づくり」にまい進すると誓った。
昨季まで3年連続でリーグ優勝を逃しているが、城島健司会長付特別アドバイザー(47)は過去10年で6度の日本一の実績をもとに、現在も「常勝軍団」であると断言している。オーナーと新指揮官にとっての究極の夢を実現させるために、まずはオリックスから覇権を取り戻す。(田中 昌宏)