【日本ハム】清宮幸太郎、屋根初オープンエスコンで初アーチ「やっぱりホームランは正義」…連敗3で止めた

スポーツ報知

試合後、屋根の開いたエスコンフィールド北海道のグラウンドを歩きながらファンの声援に応える(右から)清宮、郡司、浅間(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ 日本ハム6―3オリックス(2日・エスコンフィールド)

 新本拠地に初めて現れた青空に、鮮やかな祝砲を描いた。日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)は内角135キロをすくい上げた。2点リードの8回1死。「エスコンならいってくれる」と願った放物線は、約6秒の滞空時間を経て右翼席前列に着弾した。可動式屋根が初めて開かれた「ファーストルーフオープンゲーム」で、エスコン初アーチをマークした千両役者は「流れを変えられるし、勢いも与えることができる。やっぱりホームランは正義」と、はじけるような笑顔を見せた。

 「世界一」の球場が力をくれた。雲の切れ間から日光が差し込み、気温は約20度。そよ風でバックスクリーン横の旗がわずかに揺らぐ初夏の気候に「こんなにも気持ちいいのかと。みんな心を奮わせて戦った」。3、6回にも中前打を放ち、直近10試合で5度目のマルチ安打。打率は3割1分2厘まで上昇した。

 後輩の姿が刺激になった。4月下旬から左腹斜筋損傷で約2か月間離脱。その間に1学年下の万波が両リーグ最速で10号に到達し、現在もパ本塁打王争いを独走している。交流戦をテレビ観戦し「『両リーグホームラン王対決』ってテロップを見ると、かっこいい」と率直な思いを明かし「チームを引っ張っている。自分も早く力になりたい」と心を奮い立たせてきた。

 チームの連敗は3でストップ。4回の三塁守備で軽快なランニングスローを見せた清宮に、新庄監督は「セカンドでもいけるんじゃない。でも、胃腸を壊したらエラーし出すから」と冗談交じりに成長を認めた。攻守で新庄ハムの中心に座る背番号21が、新球場で輝きを放ち続ける。(内田 拓希)

 ◆エスコンのルーフオープン 開閉にかかる時間は約20分で費用は数万円。公式戦中に屋根を開放したのは初だが、天然芝の養育を目的にこれまでも試合前後にたびたび開いていた。開放時に悪天候になった場合は、試合中でも閉めることができるルール。今後の公式戦で実施するかは検討中。

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