
◆パ・リーグ ロッテ1―1オリックス=延長12回=(16日・ZOZOマリン)
白黒がつかなくても、中嶋監督の声は明るかった。「本当に丁寧に、いい投球をしてましたよね。種市投手」。2試合で計13投手をつぎ込み、14日のソフトバンク戦(京セラD)に続いて引き分け。9回を最少失点と出色だった相手右腕をたたえ、「頑張ってもらいましょう」と打線にもハッパをかけた。
リーグ単独トップの5勝目を目指した宮城も闘志満々だった。初回1死二、三塁では、投ゴロに仕留めた井上のバットが腹部と左手首付近に当たった。「しっかり切り替えられた。いい感じに投げることができた」。大事には至らず、7回を1失点。5月はプロ入りから11試合で8勝無敗と神話を継続した。
2位のロッテとは6試合を消化し、すべて2点差以内の決着。首位を守り、中嶋監督は前を向いた。「どちらも投手力というか。何とか1点でも多く取ることが必要になってくると思います」。まだシーズン序盤。課題や収穫を拾い、勝負どころにつなげる。(長田 亨)