埼玉西武は今シーズンから、グループ席「ネット裏テーブル4(5Gマルチアングル機能付)」を販売している。
4人掛けのこの座席にはタブレット端末が設置されており、試合の中継、ライオンズ側のベンチとブルペン、バックスクリーン上部からの計4つの映像を視聴できる。

バックネット裏からは覗けないベンチの雰囲気や、ブルペンでのリリーフ陣の様子も見られるのは、ライオンズファンにとってたまらないだろう。バックスクリーン上部からの映像も、普段の試合中継ではなかなか見られないアングルで新鮮だ。
さらに、4つの映像にはそれぞれリプレー機能付き。「獅子まんまを買いに行っていて得点シーンを見逃してしまった!」「今投げたボールは?」「さっきの好プレーをもう一度見たい!」というときに、自分の好きなタイミングで見返せるのがうれしい。
山川穂高選手も「僕のホームランの映像を何度も繰り返して見てほしいですね! そして、ホームラン後の『どすこい!』で盛り上がるベンチ内の映像も一緒に楽しんでもらえればと思います!」と、リプレー機能の楽しみ方をPRしている。
その場にいながら、あらゆる角度から試合を楽しめる。新たな観戦スタイルをぜひとも体験してほしい。
取材・文 高橋優奈