【侍ジャパン】宇田川優希、“緊急登板”で150キロ空振りK「絶対抑える」栗山監督「走者置いた場面は彼の特長」

スポーツ報知

7回途中から登板した宇田川優希(カメラ・橋口 真)

◆カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023 日本8―4ソフトバンク(25日・ひなたサンマリンスタジアム宮崎=観客2万6212人)

 ピンチでも侍ジャパンのオリックス・宇田川優希投手は動じることはなかった。2点リードの7回2死一、三塁で“緊急登板”。「どの場面でも1点もあげたくない。強い気持ちを持って絶対抑えると思って投げました」。自慢の直球で正木を150キロの直球で空振り三振に斬った。8回も続投。1死から四球を出すも栗原を147キロの直球で二ゴロ併殺。ベンチに戻ると「宇田川会長」はハイタッチの嵐に包まれた。

 予定は6番手として9回の1イニングだった。しかし、6回から登板した宮城の投球数が54球とかさんだため出番が早まった。「(登板順変更の可能性を)言われていたので、心の準備はしていました」と、頼もしかった。本大会でも「火消し役」を期待している栗山監督も「走者を置いた場面は彼の特長なんで見たかった。ご覧の通りです」と目を細めた。

 一気に主役に躍り出た。7か月前まで育成選手。一流選手に囲まれ第1クールでは気後れしていた。しかし、ダルビッシュが投手会を「宇田川会」と命名。投手陣に盛り上げられ、ダルから「手の届かないところにいってしまった」と言われるほど、中心となっている。登板直前、ダルから「ポジティブにいこう」と声をかけてもらい落ち着いた。

 この日はテレビ中継の誤表示で自己最速を更新する160キロを“マーク”。実際は150キロだったが、何かと注目を集めてしまうのも今の宇田川なのかもしれない。「直球でも押せたし、フォークでカウントも取れた。自分らしさが出た。チームにもなじめて自分をどんどん出せるんで、パフォーマンスが上がっていけるなと思います」。侍投手陣の話題の中心はマウンドでもしっかり輝いている。(岸 慎也)

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