
オリックス・杉本裕太郎外野手(31)が宮崎キャンプ休日の9日、WBC組を「超ガチンコ勝負」で送り出すことを誓った。チームから選ばれた山本、宮城、宇田川はそろって14日の紅白戦に登板し、17日に強化合宿へ出発する予定。後輩3人の留守を預かる選手会長は「まずは僕たちです。世界を倒す前に、僕たちを倒してから行ってもらいたいです」と、愛のある“口撃”をさく裂させた。
8日に行われた実戦形式の打撃練習では、山本らと対戦することができなかった。特にエースは左足を低く速く踏み出す新フォームで、初登板から156キロを連発。「本当は由伸や宮城の球を見たかったんですけど…」と、先に体感した太田ら若手野手をうらやましがった。14日の紅白戦は、3人の「WBC壮行会」を兼ねる。「ウチの野手はみんな『由伸と対戦したい』と言っている」と代弁し、本気の同門対決を思い描いた。
自身はキャンプ初日からBグループで調整。午後からの個別メニューでは打撃練習など精力的にこなす。「順調。いい感じです」と仕上がりは上々だ。餞別(せんべつ)は入魂のフルスイング。ラオウ式のやり方で、世界一への思いを託す。(長田 亨)