【楽天】劇的サヨナラ勝ち呼んだルーキー荘司康誠の闘志…23年担当記者の記憶

スポーツ報知

5月28日、サヨナラ打の岡島(左)と並んで笑顔の荘司

■荘司康誠 9回3者連続三振 5・28 日本ハム戦(楽天モバイル)

 荘司が大きくほえると球場の空気が変わった。1―2の9回。自己最長のマウンドで球場全体からの“荘司コール”に背中を押され、2番・福田から松本剛、野村を3者連続三振に斬った。9回3安打2失点でマウンドを譲ったが、ルーキーの闘志が延長12回、劇的なサヨナラ勝利を呼び込んだ。

 己の成長を確かに感じた。「去年の春の明治戦に似てました。あの感じだったなと」。立大時代の22年5月21日の明大戦(神宮)。3―1の9回、連打を浴び2点を奪われチームは引き分けた。23日の第3戦でも先発したが勝ち点を献上した。悔しさは確実に糧となっていた。

 自身の雪辱を果たすかのように約1年後、圧巻の投球でプロで相手を黙らせた。「しっかり抑えられたので成長しました。1年で。あの時は追いつかれちゃったので」。少し遠くを見て笑った右腕の顔つきは確実にたくましくなっていた。

(内藤 菜月)

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