
■有原航平 完封で12連敗をストップ 7・25オリックス戦(京セラD)
右拳を控えめに上げ、有原はにこやかに笑った。散発6安打11奪三振でNPB復帰後初完封を飾り、チームの連敗を12で止めた。自ら始まった球団54年ぶりの大型連敗。新エースの意地を見せた。
メジャーに挑戦した2年間(21~22年)は通算わずか3勝。右肩手術を受けるなど苦しんだ経験の方が多かったが、どんなことにも動じない精神力も身につけた。「夜の10時から試合とかありましたよ。6時からの試合なのに、飛行機が飛ばなくて。僕は先発なので先に(遠征地に)行ってたんですけど、チームが来られなくて、10時。やるんだと思いました(笑い)。結局、12時ぐらいまでしました」と笑い飛ばした。
今季チーム最多の10勝を記録。オリックス・山本とは4度投げ合い、3勝を挙げた。同一シーズンで山本に3度投げ勝った投手は史上初だった。来季も有原が投手陣の中心だ。(ソフトバンク担当・中村 晃大)