
オリックスの平野佳寿投手(38)が23日、現役引退を決断した日本ハムの金子千尋投手(39)に惜別メッセージを送った。オリックスで12年間共にプレーした仲間の決断に「今まで見た中で一番いい、日本で一番の先発ピッチャーだと思ってやっていた。残念でさみしい」と思いを明かし「僕はもう少しちょっと頑張って現役をやって、またどこかで一緒にユニホームを着られたらいいな」と“共演”を楽しみにした。
投手陣の中心としてオリックスを支えた二人。「(金子が)すごい良かった時一緒にやっていた。とりあえず何も言わずに自分から絶対降りることはしなかった。行けと言われたら絶対長いイニング最後まで投げるピッチャー。彼が投げている時はブルペンが皆安心して見ている。安心感を与えていた」と当時を振り返る。
同学年で公私共に仲が良いが、野球観については「ほとんど反対なんです」と明かす。「フォークボールの投げ方一つにしても、彼が言っている投げ方で僕は投げられないし、僕の投げ方で彼は投げられない。おもしろいなと。上の存在で見ていたし、尊敬していた。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していけたのは良かった」。反対だからこそ新たな発見もあり、刺激を受けながら成長していった。
金子は日本ハムで特命コーチとして米国へ留学する予定。「彼ならどんどんいい後輩を輩出してくれると思う」と第二の人生を踏み出す友人にエールを送った。