
西武からFAでオリックスへ移籍する森友哉捕手(27)が21日、電話取材に応じ、いきなり迎える西武との開幕戦で山川封じに全力を注ぐ考えを示した。
この日発表された来年3月31日の開幕戦はベルーナDで西武―オリックス戦。いきなり古巣と、今季までの本拠地で戦うことを知らされると「マジ?」と驚きを隠せず、「複雑な気持ちはすごいある」と心境を吐露した。西武ファンはかつてFA移籍した選手にブーイングを浴びせたこともあったが「元気に一生懸命やっている姿を見てもらえたら」と決意を口にした。
さらに、同じ13年ドラフト入団で仲の良かった山川との対決へ「一番脅威になるバッターだと思っている。警戒はすごいしないといけないというのはある」。捕手として早くも攻略へ頭を悩ませた。去就を熟考中にも連絡をもらっていた兄貴分とあって「少し楽しみな部分もある」と心待ちにした。
西武・渡辺GMから「絶対必要な選手で、是が非でも残ってほしい」と慰留され、「めちゃくちゃ悩みました」と心は揺れ動きながらも、移籍を決断した。4年総額18億円以上とみられる大型契約での移籍を「新しい環境でやりたいと思った。(オリックスは)すごい伸び伸びやっているなと感じた」と説明。捕手出身の中嶋監督に「自分自身まだまだ未熟、力不足な部分がたくさんある。いろいろ教えてもらいたい部分はある」とさらなる成長を誓った。
早期決断は「行かなかった球団に迷惑がかかると思った」という心遣い。23日のファン感謝祭にも出席予定で「めちゃくちゃ感謝しかない」という9年間在籍した古巣ファンにも別れを告げる。(安藤 宏太)