
オリックス・水本勝己ヘッドコーチ(54)が10日、CS最終Sでの中嶋監督の“マジック”発動を予見した。「(中嶋)監督はデータとカン(勘)ピューター、ひらめきをミックスしてやっている。調子がいいかな、と(思ったら)データ関係なしにやることもある」と説明。指揮官がより柔軟な発想でタクトを振る可能性をにおわせた。
柳田が2戦2発7打点と大暴れするなど、ポストシーズン18連勝で勝ち上がったソフトバンクが最終Sの相手。今季同戦は15勝10敗と勝ち越し、舞台となる本拠地でも10勝3敗と圧倒したが、短期決戦は別物だ。この日の京セラDでの全体練習では、約1時間、報道陣には非公開でサインプレーの確認などを入念に行った。
昨年のレギュラーシーズン最終戦では2ランスクイズを成功させ、日本S進出を決めたCS最終S第3戦では9回無死一、二塁で小田にバスターを命じて“サヨナラドロー”を呼ぶ適時打を打たせた指揮官。「自分たちの野球で6試合どう戦っていくか。勝つ確率を増やしていく」。同ヘッドは再び見せるであろう“マジック”を想像し、不敵に笑った。(玉寄 穂波)