G坂本勇350本へ、“立浪超え”の最右翼 今季達成が予想される記録【二塁打編】

Full-Count 広尾晃

巨人・坂本勇人※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)
巨人・坂本勇人※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

阪神福留、千葉ロッテ福浦は史上13人目の400二塁打に挑む

 二塁打は一般的にライナー性で、フェアグラウンドに飛ぶ安打としてはもっとも鋭い打球だとされる。二塁打が多い打者は「中距離打者」とされるが、ミートの巧みな好打者が多い。 ○NPBの通算二塁打数10傑 ()は実働期間 1立浪和義487本(1988-2009) 2福本豊449本(1969-1988) 3山内一弘448本(1952-1970) 4金本知憲440本(1992-2012) 5稲葉篤紀429本(1995-2014) 6王貞治422本(1959-1980) 7張本勲420本(1959-1981) 8長嶋茂雄418本(1958-1974) 9松井稼頭央411本(1995-2018) 10榎本喜八409本(1955-1972)  1位は今年、野球殿堂入りした立浪和義。2位には盗塁のNPB記録を持つ福本豊。3位以降にはアベレージヒッターと俊足打者、スラッガーが混在している。  本塁打未満が二塁打になる打者、足で二塁打を稼ぐ打者、ライナー性の二塁打を打つ打者――。10傑の打者はすべて2000本安打をクリアしている。それだけ長くキャリアを積む中で二塁打も増えていくが、二塁打のアプローチの仕方は様々なのだ。  NPBでは300二塁打から50本刻みで表彰対象となる。現役選手の二塁打マイルストーン。 ○400二塁打(過去12人) 福浦和也(ロ)388本(1997-2018)あと12本 福留孝介(神)378本(1999-2018)あと22本  400二塁打はこれまでわずか12人しかクリアしていない大記録だ。現役では千葉ロッテの福浦が1位。全盛期には50二塁打を記録したこともあり、二塁打王も2回とっているが昨年は4本。43歳の今季限りでの引退を表明しているが、クリアできるか。  阪神の福留も二塁打王を3回獲得。4月には43歳になるが、昨年も26本打っており、こちらは可能性は十分だろう。

巨人阿部&阪神鳥谷は350二塁打到達へ、坂本勇は驚異的なペース

○350二塁打 (過去41人) 阿部慎之助(巨)347本(2001-2018)あと3本 鳥谷敬(神)345本(2004-2018)あと5本 内川聖一(ソ)336本(2001-2018)あと14本 今江年晶(楽)328本(2002-2018)あと22本 栗山巧(西)323本(2004-2018)あと27本 坂本勇人(巨)322本(2007-2018)あと28本 中島宏之(巨)316本(2002-2018)あと34本  巨人の阿部、阪神の鳥谷はクリアする可能性が高いだろう。昨年2000本安打を達成した福岡ソフトバンクの内川聖一も、万全の体調であればシーズン中盤には達成するはずだ。注目は巨人の坂本。まだ30歳で322二塁打。昨年は27本だったが、立浪和義のNPB記録を狙う最右翼だと言えるだろう。 ○300二塁打 (過去70人) 糸井嘉男(神)293本(2007-2018)あと7本 松田宣浩(ソ)277本(2006-2018)あと23本 中村剛也(西)266本(2003-2018)あと34本  ベテランが並んでいる。阪神の糸井は間違いないところ。福岡ソフトバンクの松田は昨季21二塁打だった。埼玉西武の中村は今季中の達成に向けてはなかなか難しい数字が残っている。  昨年の二塁打王は、パが埼玉西武・秋山翔吾の39本、セが東京ヤクルト・青木宣親と、中日・アルモンテの37本。いずれもアベレージが高い好打者が1位になっている。今季は誰が二塁打王をとるだろうか。 (広尾晃 / Koh Hiroo)記事提供:Full-Count
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G坂本勇350本へ、“立浪超え”の最右翼 今季達成が予想される記録【二塁打編】