2017年からの3年契約が今季で最終年となっていた
福岡ソフトバンクは24日、工藤公康監督と新たに来季からの2年契約に合意したと発表した。2017年から3年契約を結んでおり、今季が契約最終年だったが、3年連続の日本一に輝いた手腕を球団は高く評価。新たに2年契約を結ぶことになった。これで2015年の監督就任から7年の長期政権となる。
2015年に福岡ソフトバンクの指揮官に就任した工藤監督は就任1年目に日本一に輝くなど、その手腕を発揮。今季は夏場まで首位を走りながら、終盤に埼玉西武の猛追を許して2年連続でリーグ優勝を逃した。それでも、クライマックスシリーズ1stステージの第2戦から怒涛のポストシーズン10連勝。23日の日本シリーズ第4戦で巨人を破って、球団史上初の3年連続の日本一にチームを導いた。
在任5年間で4度日本シリーズに進出し、その全てで日本一に輝いている。2020年からの2年契約で2021年まで指揮を執ることになった。工藤監督は球団を通じて「2020年からの2年間、チームの指揮を任せて頂けることに、身の引き締まる思いです。そして、ここまで支えてくれた関係者、スタッフの皆様に改めてお礼申し上げます。来季は、チーム一丸となり、リーグ優勝、そして、4年連続日本一を目指し、精一杯頑張ります。そして同時に、将来に渡って強いホークスであるための、育成・強化に努めたいと思っております。 ファンの皆様におかれましては、より一層の声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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