「パ・リーグTV」が台湾プロ野球公式戦の試合をライブ配信

パ・リーグ インサイト

「パ・リーグTV」が日本時間7月13日の19時35分から、台湾プロ野球(CPBL)の試合をライブ配信する。対戦カードは統一ライオンズ対Lamigoモンキーズで、前者は埼玉西武と、後者は千葉ロッテと協力関係にあり、FOXスポーツ台湾が統一の試合を放送していることもあって、今回の取り組みにつながった。

CPBLは年間120試合制で前後期60試合ずつが開催され、今年は7月11日から後期に入っている。統一は昨年までに通算1450勝、年間王者回数9度とCPBL史上最多を誇る名門だが、今年はチームロゴとカラーを一新して飛躍を目指す。Lamigoは今年の前期を43勝16敗1分、勝率.729と圧倒的な強さで制した強豪だ。

CPBL公式サイト(http://www.cpbl.com.tw/cpbl.html)からリーグの傾向を探ると、今年の前期は全4球団の1試合平均得点が5.39と高いことに気付く。これはMLB30球団の4.67やNPB12球団の4.07を上回る数字で、全体として得点の多く入るエキサイティングな展開が望まれる。

そのCPBLの中でも、特筆すべき存在がLamigoに所属する王柏融(ワン・ボーロン)選手だ。2015年に一軍デビューを果たした王選手は、初のフルシーズンとなった昨年、ともにリーグ新記録となる打率.414、200安打をマークした。今年も打率.401でリーグトップを走り、16本塁打、47打点と三冠王を狙える位置につけている。

弱冠23歳の“大王”は国内外で注目を集め、当人も海外でのプレーを視野に入れているという。今年2月には侍ジャパンとの壮行試合で則本投手(楽天)からバックスクリーンに本塁打を放つなどして、NPB球団へのアピールにも成功した。周囲が視線を向けるその打棒は「パ・リーグTV」内の「新着動画」で無料視聴することができる(http://tv.pacificleague.jp/vod/pc/topics/asian_players/19791)。

その王選手とともに、4割を超える打率で首位打者争いを繰り広げる統一の陳傑憲選手も、注目すべきプレーヤーだ。走攻守に優れた遊撃手は、そのプレーだけでなく爽やかな風貌もあって人気を集める。岡山共生高校への留学時には呉念庭選手(埼玉西武)ともプレーした。

陳選手のチームメイトで、同い年の蘇智傑選手のバッティングも見応え十分だ。豪快なスイングから強烈な打球を放ち、センター方向にも優々とスタンドインさせるパワーを誇る。今年は入団1年目だった昨年にすでに1本差と迫る8本塁打をマークするなど、その成長は著しい。

看板選手が打者ばかりで打高の傾向にあるリーグだが、機敏で敏捷な選手も多く、日本の野球と似た印象も受ける。NPB経験者である郭泰源氏が統一や代表チームで指揮を執り、提携する埼玉西武の西口文也氏が指導を行ったことも、選手の技術向上に関係しているという。

CPBLが発足した直後の1990年のシーズン開幕戦に始まり、1997年には味全ドラゴンズ対時報イーグルスの台湾シリーズが日本でも放送された。今回は日本国内3度目の機会となり、ライブ配信のニュースは台湾でも広く取り上げられている。

ライブ配信の決まったゲームに出場する2チームの中から、将来NPBでプレーする選手が出てくるかもしれない。NPBはオールスター期間に入り、熾烈さを増す後半戦の戦いに突入する。その前に、今回の試みを機に、10年ぶりのCPBLに関心を寄せてみてはいかがだろうか。

■ライブ配信スケジュール

7月13日 19:35~ 統一ライオンズ対Lamigoモンキーズ
※雨天中止の場合は配信なし

記事提供:パ・リーグ インサイト

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