10月6日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと楽天の「パーソル CS パ」ファーストステージの第2戦が行われる。第1戦は、楽天が一発攻勢で接戦を制し、ファイナルステージへ王手をかけた。下剋上で日本一を目指す楽天がこのままファイナルステージへ進むのか、それとも日本シリーズ3連覇を目指す福岡ソフトバンクが意地を見せるか、見どころを紹介していく。
【今季レギュラーシーズン対戦成績】
福岡ソフトバンク→13勝12敗 楽天→12勝13敗
【「パーソル CS パ」対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝1敗 楽天→1勝0敗
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 3試合2勝0敗 17.1回 22奪三振、防御率3.12
【楽天】美馬学投手 25試合8勝5敗 143.2回 112奪三振、防御率4.01
福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手だ。今季レギュラーシーズンでは腰痛や右肘痛などに苦しんだが、2018シーズンは10勝達成するなど、ポテンシャルの高さは確かだ。崖っぷちに立つチームを、自らの投球で勝利に導きたい。
打線では内川聖一選手に注目だ。5日の試合では、一時勝ち越しとなる貴重なホームランを放ちった。さらに、今季レギュラーシーズンにおいては対楽天で打率.326と好成績を残しているだけに、期待が高まる。
対する楽天の先発は美馬学投手だ。今季レギュラーシーズンで福岡ソフトバンク戦に7試合登板しており、防御率1.97と好相性。美馬投手らしい安定感ある投球で、チームをファイナルステージへ導きたい。
打線では浅村栄斗選手に注目だ。5日の試合では、先制弾、同点弾、さらにダメ押しのタイムリーを放ち、勝利に大きく貢献した。今季レギュラーシーズンでは苦手とした福岡ソフトバンクを前に、積極的にバットを振って打線をけん引し、ファイナルステージ進出を決めたい。
文・後藤万結子
記事提供: