昨日の試合では先発のボルシンガー投手が打ちこまれ、3対9で敗戦を喫した千葉ロッテ。先発ローテに入ってきてほしいボルシンガー投手、オルモス投手がピリッとせず、1シーズンを戦うためには先発陣がやや足りない印象を受ける結果となった。

オープン戦最終戦となる今日の試合は、昨日までの2連戦と同じナゴヤドームで中日と相対する。ここでは昨日の試合を振り返りつつ、開幕前最後の実戦となる今日の試合の見どころをおさらいしていこう。

【3月24日終了時 オープン戦成績】
千葉ロッテ→7勝4敗2分

先発は新加入のボルシンガー投手だった。そのボルシンガー投手は初回にビシエド選手に3ランを浴び、3回にはアルモンテ選手に2ランを被弾。制球が定まらず、4回96球を費やして8点を奪われた。「試合前の状態は良かった」と語ったボルシンガー投手だが、結果は散々なものとなり、開幕直前に不安を残した。

2番手、3番手の南投手と有吉投手は無失点投球を継続し、最終回に投げた内投手も無失点に抑え込んだが、4番手の益田投手は今日も失点。救援陣に厚みを持たせるためにも益田投手の復調は必須であり、ここから開幕までの数日間で状態を上げていってほしいところ。

打線は、荻野選手と加藤選手が2安打を放つ好調ぶりで、遊撃のポジション争いを繰り広げる平沢選手と藤岡裕選手もともに出塁を果たすなど、高いレベルでのアピール合戦が続いている。

今日は開幕前最後の実戦。新生井口マリーンズとして好スタートを切るためにも、今の時期にマイナスポイントを少しでもつぶしておきたい。