OP戦首位の楽天。昨季のリベンジへ、開幕前最終戦をどう戦うか

パ・リーグ インサイト

2018.3.25(日) 09:30

昨日の試合では、絶好調・内田選手が4号弾を放ち、投げては先発・美馬投手が6回2失点の力投を見せた。23日には失点を喫した守護神・松井投手も2三振を奪う投球で無失点に抑えた。

25日も昨日と同じく、東京ドームで巨人との対戦を予定している。昨日の試合を振り返りつつ、開幕前最後の実戦となる今日の試合の見どころを見ていこう。

【3月24日終了時 オープン戦成績】
楽天→9勝4敗2分

2回に売り出し中の5年目、22歳の内田選手が逆方向への一発。日本人選手トップタイとなる4号弾で先制に成功し、4番・ウィーラー選手が5回に適時打を放った。1番・茂木選手、2番・ペゲーロ選手、3番・島内選手にも安打が生まれており、打線の状態に不安な点は見られない。

投手陣では、先発の美馬投手が6回2失点。則本投手、岸投手に続くローテの柱としてまずまずの結果を残した。この日の被安打は4、そのうちの3安打は2番・吉川尚選手に打たれたもので、それ以外はほぼ完ぺきに抑え込み、与四死球も0だった。

救援陣は、勝利の方程式の3人が揃い踏み。まずはハーマン投手が5試合目の登板ながら、無失点投球を継続する3者凡退。続く松井投手は昨日の失点のリベンジを果たす無失点。最終回は、ここまで不調気味だった福山投手が3人できっちり締めた。シーズン中もこの3人がしっかりと機能すれば勝ち試合を確実にものにすることができるはずだ。

今日の最終戦で注目したいのは、やはり好調が続く内田選手だろう。ここまで全15試合に出場し、打率.415(1位)、4本塁打(5位タイ)、12打点(3位)と打撃の3部門で上位にランクイン。開幕スタメンは決定的だが、今の状態を維持して開幕戦を迎えたい。

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