強烈な打球をグラブに当てながらも止められず「(打球の正面に体を)入れたつもりでしたけど…」
■北海道日本ハム 4-1 オリックス(26日・札幌ドーム)
北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手が自らの守備を猛省した。26日、本拠地オリックス戦の7回2死、吉田正が放った一塁への痛烈な打球をグラブに当てながら止められなかった。記録は二塁打。これで、直前までパーフェクトピッチングを続けていた杉浦の完全試合もノーヒットノーランも消えた。清宮は試合後「本当に申し訳ないです」と反省しきりだった。
あとアウト7つ。大記録を期待する球場内の雰囲気を感じながらグラウンドに立っていた。「ノーヒットは分かっていました。いいプレーも続いていましたし、自分も打球のイメージはすごくしていて、来たら止めようと思っていました。(打球の正面に体を)入れたつもりでしたけど、全然届いていなかったです」と悔しそうに振り返った。
「5番・一塁」でフル出場し、打席では2安打を放った。「でも、その後の2打席は打ち損じもあって、何とも言えないです」と2試合連続のマルチ安打にも歯切れが悪かった。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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