工藤監督も熱男に感服「マッチは常に元気であってくれたら」

福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手が24日、広島とのオープン戦で7回に逆転3ランを放った。オープン戦第4号は、広島の勝ちパターン・ジャクソン投手から放った価値ある一発だった。

4点を追う7回、福岡ソフトバンク打線が粘りを見せた。広島の2番手・ジャクソン投手に対し、1死から川島慶三選手が右方向にヒット。続く上林誠知選手の一打がラッキーな内野安打になると、柳田悠岐選手の左中間への二塁打でまず1点。

内川聖一選手の犠飛で1点を追加すると、デスパイネ選手の四球後に松田選手が右翼のホームランテラスに逆転弾を突き刺した。

松田選手は「速い球を素直に打ててよかった。チームも勝てたし、こういう役割を期待されているので、これからも試合を左右する一打をどんどん打ちたい」と2試合連続の一発に上機嫌。

工藤公康監督も「引っ張らずに、あっち(ライト)方向によく打った。見事な逆転ホームランでした」と称賛。

さらに「6、7番にチャンスが回ってくることが多い。今年もそこで点を取るケースが多くなると思う。マッチは常に元気であってくれたらと思います」と期待を込めた。