2年連続の優勝を決めた埼玉西武は千葉県内のホテルで優勝会見を実施
24日の千葉ロッテ戦に勝ち、21年ぶりに連覇を達成した埼玉西武が千葉県内のホテルで優勝会見を行い、辻発彦監督、選手らが喜びを語った。
選手の手で10度、千葉の夜空に舞った辻発彦監督は「嬉しいとしか出てきません」とまず第一声を発した。今季を振り返り「現実を見ると戦力的に投打の主力、捕手が抜け、どう戦っていかないといけないか不安が大きかったですね」と浅村、菊池、炭谷が抜けたチーム編成に不安を抱えていたことを吐露した。
炭谷は抜けて、正捕手には森が起用された。ただ、森の起用には、控え捕手の岡田雅利の存在が大きかったよう。「キャッチャーが心配で炭谷抜け、森に経験がなく。岡田が第2捕手と考えていたけど、岡田が離脱して森大丈夫かな、と。それはショックでした」と、8月6日に岡田が登録抹消となった際に危機を感じていたと明かした。
一時は首位福岡ソフトバンクと最大8.5ゲーム差を離されていた。「8月はAクラス大丈夫かな、と。そこからの巻き返しはすごいものがある。本心は優勝はちょっと厳しいなと思っていました」と、連覇は難しいというのが本心。「昨年の方が開幕してから首位を走ってきた状況だったので、昨年の方が優勝試合しないとというプレッシャーが大きかった」と話し、連覇の喜びを語っていた。
(Full-Count編集部)
記事提供: