21年ぶりの連覇。辻監督「優勝はしんどいなという気持ち」【共同記者会見】

パ・リーグ インサイト

2019.9.25(水) 00:32

埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM

 9月24日、優勝マジック「2」でZOZOマリンスタジアムに乗り込んだ埼玉西武が千葉ロッテに快勝し、2年連続23度目のリーグ優勝を決めた。試合後にはホテルで記者会見が行われ、辻発彦監督、キャプテンの秋山翔吾選手、選手会長の増田達至投手、中村剛也選手、山川穂高選手、森友哉選手が質問に答えた。

ーー今のお気持ちをお聞かせください。

辻監督「“うれしい”しか出てきません」

ーー今年は勝って宙に舞いました。

辻監督「もちろん連覇というのは、(昨季優勝した)我がチームしか成し遂げられないと思っていました。しかし現実を見ると、投打の主力、キャッチャー、センターラインが抜けて、どう戦っていこうかという不安が大きかったですね」

ーー去年の優勝と今年の優勝の違いは?

辻監督「昨年は、開幕してからずっと首位を走ってきて、一度も2位に落ちなかったので、もうここまで来たら本当に優勝しなければというプレッシャーが大きかったです」

ーー今年のライオンズの強さはどういうところにあるでしょうか。

辻監督「一言で言えば、やはり強力打線になると思います。もちろん投手陣は心配でしたし、捕手も心配でした。炭谷(銀仁朗)が(FA移籍で)抜け、森友哉も経験がないというところで、無事にできるのかなと。岡田雅利がしっかりとカバーしながら(やってくれる)と思いましたが、その岡田が靭帯を痛めて外れたときには、森は大丈夫なのかなと。あれが一番ショックな出来事でした」

ーー21年ぶりの連覇です。

辻監督「今年も戦ってみて、他5球団の力が拮抗していると思いました。本当にどのチームも力を持っていましたし、8月に入った頃までは、“本当にAクラスに入れるかな”と。そこからの巻き返しはしたものの、本心では、“これは優勝はちょっとしんどいな”という気持ちでした」

ーーかつて王貞治氏が「連覇は優勝の10倍難しい」と。

辻監督「本当に難しいと思います。私の時代はいっぱいしましたけどね(笑)今はクライマックスシリーズというシステムがあるので、そういう意味でも戦い方が難しくなってきていると思います」

ーークライマックスは去年のリベンジということになります。

辻監督「私は選手にがんばれと言うしかありません。今日まで本当に選手たちに対しては手綱を引くこともなく、自分たちらしくのびのびとやってもらいました。それが優勝した要因だと思います」

 その後、各選手への質問と移ったが、一同リラックスした表情で答えた。

ーー優勝の要因は。

秋山選手「周りのチームメイトがすごく力を出してくれたことだと思います」

ーー今年の優勝は去年と比べてどういう感覚?

中村選手「違いはないっす! 全部うれしいです。今日の試合の最後、ファウルフライが上がって、スライディングして取ろうと思ったら、思ったよりスピードが出ていました」

ーー辻監督から直接ボールを受け取った気分は?

増田投手「1年間使ってくださったことに感謝です」

ーー優勝を決めた一発を放ちました。

山川選手「今日のHRはうれしかったです。今シーズンは沖縄開催の試合と、娘が産まれた日にホームランを打った試合が印象に残っています」

ーー全試合の半分以上を投げました。

平井投手「ここまで使ってくださった監督・コーチに感謝します。今年は打たれる場面も多かったですが、やっと最後に優勝できてホッとしました。優勝が決まる日にきっちりと失点するのが僕らしいなと」

ーー辻監督はキャッチャーが心配だったと。

森選手「正直しんどかったです。途中岡田さんが抜けてどうしようかと……。それでも、使い続けていただいたので、結果を出したいなと思いました。守りと打撃は別のスポーツと思うくらい。でも今シーズンはしっかりできたんじゃないかなと思います」

 一時は8.5ゲーム差あった首位の福岡ソフトバンクに食らいつき、パ・リーグを制覇した埼玉西武。主力が相次いで流出した中で、連覇を成し遂げた。この後は祝勝会が開催される。

この後パーソル パ・リーグTVにて埼玉西武の祝勝会の様子をライブ配信!https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

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