2回に打者一巡で5点を奪い、3回には山川が43号2ラン
■千葉ロッテ – 埼玉西武(24日・ZOZOマリン)
優勝へのマジックを「2」としている埼玉西武は24日、千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)で5回までに7点を奪い、7-2と千葉ロッテを圧倒している。埼玉西武がこの日勝利し、仙台で行われている楽天と福岡ソフトバンクの試合で福岡ソフトバンクが敗れれば、埼玉西武の2年連続の優勝が決まる。
2回、栗山の中前適時打で先制すると、秋山の走者一掃中越え二塁打が飛び出し、この回一挙5点を奪って千葉ロッテ先発・二木をノックアウト。3回には2番手・涌井から山川が左翼スタンド中段に飛び込む43号2ランを放ち、序盤で大きくリードした。山川は「大事な試合で打ててよかった」と自らのバットで叩き出した貴重な追加点を喜んだ。
投げては10連勝中の先発・ニールが5回まで7安打を浴びながらも2失点と試合を作っている。4回には3連打を浴び1死満塁のピンチを背負ったものの、田村を5-4-3の併殺に仕留めこの窮地を脱した。このまま勝利すれば、球団の外国人投手としては新記録となる11連勝を達成する。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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